鈴木 直子
カーブス阪神姫島 店長 2018年入社
会員様の気持ちに寄り添いつつ
店長としてスタッフの成長も支援
高卒未経験からの
トレーナーデビュー
私は高校時代にバレーをしていたのですが、膝の怪我で継続が困難になりました。そのため、当初は進学してバレーを続けるつもりでしたが、方針を変えて就職することにしたのです。当社は就職担当の先生に紹介してもらいました。当社の店舗には母親が通っていて「雰囲気が良い」と聞いており、スポーツの経験も活かせると思ったので入社を決めました。
入社後は東京のカーブス本部にて、接客やマシンの操作方法などについての研修を受けました。そこではマシンサポート(会員様への筋トレマシンの使い方指導)や体験客へのカウンセリングのテストも実施しており、合格後にトレーナーとして働けるようになります。私もテスト合格後からトレーナーとして会員様のサポートに携わるようになりました。
アルバイト経験もなく、高校卒業と同時に就職したため、当初はお客様とどのようにコミュニケーションを取れば良いのかわからず苦労しました。健康管理についての知識もなかったので、先輩に聞いたり、自分で調べたりしながら勉強しましたね。そうしているうちに会員様から「真剣に考えてくれてありがとう」といってもらえるようになっていきました。
スタッフの成長が
店長としての喜びに
4年目には店長になり、売上の管理や店舗環境の管理など、店舗運営全般に携わるように。とくにスタッフの育成は店長の大切な仕事です。面談してスタッフ一人ひとりの目標を管理したり、カウンセリングのロールプレイでスキルアップをサポートしたり、接客について「この接客で会員様はどう感じるか」といったことをフィードバックしたりしています。
心がけているのは、会員様に思いやりを持って寄り添うこと。会員様の言葉に丁寧に耳を傾け、お気持ちを理解するように努めています。思い返すと、以前はトレーニングをサポートする際に、自分が「こうしたい」ということを優先していました。店長になってからは会員様に対してもスタッフに対しても、相手を優先して考えられるようになりましたね。
店長になってからはスタッフの成長が仕事のやりがいになっています。最初は接客がぎこちなかった新人が、いつの間にか会員様から感謝されるようになっている。最近ではモチベーションの下がっていた会員様の相談に乗って、やる気を取り戻してもらうこともできるようになっています。そんな風にスタッフの成長する姿を見られるのがうれしいですね。
店長になったことで
人間的にも成長
私自身は、入社当初と比べ、利他的な気持ちを持てるようになったのが成長できたところです。入社したばかりの頃は自分のことしか考えていなかったので。そんな自分中心の考えが、店長になったことで「部下のために責任を持って一人前にするぞ」といった気持ちに変わりました。同時に私自身の成長を支えてくれた周囲のありがたさにも気づきましたね。
店長になってそう思えるようになったのは、部下を育成する難しさに気づいたから。スタッフ一人ひとり働き方の希望もそれぞれ異なります。自分のやり方や考え方を押し付けてもうまくはいきません。そのことを理解するのにも時間がかかりました。コミュニケーションの取りやすい社風があったことで、周囲の気持ちを汲み取れるようになったのかな、と。
マネージャーになることが私の今の目標です。マネージャーは複数店舗を管理しながら、会社を作っていけるポジション。マネージャーになって、みんなが働きやすい仕事環境を作っていきたい。女性の職場ですし、出産などでライフステージが変化してもキャリアが継続しやすいように、現状よりもさらに働きやすい環境を整えていきたいと考えています。