宮本 志帆
マネージャー 2016年入社
ステップアップするにつれ
より大きな仕事に挑戦できる
店長になって深まった
会員様との信頼関係
学生時代は管理栄養士の勉強をしていました。病院の管理栄養士を目指していましたが、病院実習を経験し、「病気にならないように予防的な面で貢献したい」と思うように。その観点から就職活動ではスポーツクラブを検討しました。最終的に当社を選んだのは「会員様との距離が近い」と聞いたから。人に寄り添って健康をサポートできると考えました。
入社して2年目に店長に抜擢してもらいました。それまではトレーニングサポートが主な仕事で、店舗運営のことまでは考えていませんでした。それが400名の会員様がいる店舗を任されることになったのです。責任の大きさに不安になりつつも「私がリーダーシップを取らないと」と気持ちを切り替え、自分なりにサービスの改善に取り組んでいましたね。
やりがいになっていたのは会員様からの「ありがとう」。店長になってから「おかげで元気になれた」「身体の悩みが改善できた」といっていただくことが増え、自分の仕事が役に立っているというのをより強く感じられるようになりました。それだけでなく「最近、孫ができたのよ」といった世間話も増え、会員様の生活背景も把握できるようになりましたね。
マネージャーとして
全店を支えるやりがい
21年にはマネージャーになりました。当初は店長と兼務していましたが、23年11月からはマネージャー1本で働いています。当社の運営する全5店舗の営業支援がマネージャーの役割。各店舗を訪問し、新人の育成、店舗の実績管理、会社の目標の共有などを行っています。また、店長と一緒に店舗をより良くするための施策を練ったりもしています。
店長からマネージャーになり、気にかけるべきスタッフが4~5名から20数名に増えました。自分が店長をしていた店舗以外の店舗の状況がわからなかったので、最初の頃は全員に同じ認識を持ってもらうのに苦労しましたね。そこについては各店の店長との面談の回数を増やすことで把握するように努めてきました。今でも週1回は店長たちと面談しています。
店長をしていたときには、自分の店舗の目標数値を達成できたり、思い描いた通りに運営できたりするのがやりがいになっていました。マネージャーになってからはよりいろいろなことができるようになり、後輩の店長やスタッフと一緒になって複数の店舗を改善していけるのがやりがいになっています。より多くの仲間と協力できているのがうれしいですね。
仲間と協力すれば
大きな仕事も実現可能
以前は「自分の手の届く範囲の人としか関われないし、その範囲でしか役に立てることはない」と考えていました。しかし、スタッフから店長、マネージャーへとステップアップするに従い、貢献できる範囲は広がっています。後輩の育成によってもより多くの人にサービスを提供できるようになる。みんなで協力すれば大きな仕事ができるのだと知りました。
また、昔は「自分にできるのは、実際にやった経験のあることだけ」と考えていましたが、いろいろ行動してみると、意外にできることがあるとわかってきました。そもそも、どんなことでも最初は全員が未経験者です。「やったことがないからできない」ではなく、「とりあえずやってみよう」と躊躇なく行動できるようになったのは成長できたところです。
今後の目標としては後輩たちのロールモデルになれればと考えています。働く女性にとって結婚や出産といったライフイベントが仕事に与える影響は大きい。当社では育休から復職して時短勤務で働いたりもできますが、これまでは子育てのために店長を降りる人もいました。子育てしながらもキャリアを追求していけるよう、環境を整えていきたいと思います。